海外旅行に行くたびに通信環境をどのように確保するかが課題でした。
以下が今まで試してみたものです。
・ポケットWIFI
・現地SIM
・GigSky
・GlocalMe
・eSIM

【ポケットWiFi】
空港での貸し借りが面倒くさい。
持ち歩く荷物が一つ増える。
充電するものが一つ増える。
ということで、選択肢から外れました。

【現地SIM】
安い。
使い慣れたスマホがそのまま使える。
ということで、何度もお世話になりました。
一方で、「現地SIMを端末に指している間は日本のSIMを別に保管しなければならない」ことにストレスを感じていました。
現地SIMの2014年の記事です。

GigSky
1枚のSIMカードで世界中で通信ができるというものです。
現地SIMと違うのは空港で購入しなくていいので旅行中の時間の節約になるということです。
一方で、物理SIMと同じく「現地SIMを端末に指している間、日本のSIMを別に保管しなければならない」といったストレスがあります。
さらに、値段が高い。
こちらはGigSkyの2014年の記事です。

GlocalMe
GigSkyは値段が高いというのがデメリットでした。
そんな中、一台で世界中で通信ができるポケットWiFiが発売されました。
データの値段も比較的安く、レンタルではなく購入なので空港で貸し借りをする手間がありません。
一方で、ポケットWiFiなので「持ち歩く荷物が一つ増える。充電するものが一つ増える。」といったデメリットがありました。
GlocalMeの2017年の記事です。

【eSIM】
ポケットWiFi、現地SIM、GigSky、GlocalMeと試してきて、それぞれのメリットとデメリットを知りました。
結果、海外旅行では現地SIMを購入するというスタイルに落ち着きました。
そして、コロナ禍。
海外旅行に行けなくなってしまいました。

この期間に急速に伸びていったのがeSIM。
コロナ禍が明けた2023年夏に台湾に行きました。
ここで使ってみたのがeSIM。
現地SIMに付随する「SIMの入れ替えの手間」や「現地SIMを端末に指している間、日本のSIMを別に保管しなければならない」といった問題はeSIMで解決です。

今回の台湾旅行で購入したのは「MobiMatter」のeSIM(3HK eSIM)。
15GB(30日間)で9.99ドルでした。
安い。
設定も「QRコードを読み取って→eSIMを追加して→データローミングをオン」にするだけです。
今回はiPhoneとiPadとPixcel 6aにeSIMを入れましたがAPN設定も不要でした。
安いし、物理SIMのような手間はなくなるしでかなり満足。
ポケットWiFi、現地SIM、GigSky、GlocalMeと試してきてやっと最善策に巡り合えました。

【香港eSIMの問題点】
今回の台湾旅行で使ったeSIMは香港の3という会社のものです。
(データローミングでつながったのは台湾の中華電信)
さて、同行者はtiktokが使えないと言っていました。
これは、tiktokが香港から撤退しているからだと思います。
(香港eSIMを入れているスマホはWiFiでもtiktokが使えませんでした)
(ahamoを契約しているスマホはtiktokは問題なく使用できました)
ちなみにGoogleサービスは香港eSIMでも問題なかったです。

ahamo
ポケットWiFi、現地SIM、GigSky、GlocalMe、eSIMと書いてきたところ身も蓋もないのですが、実はahamoが最強だと思っています。
今回の台湾旅行の同行者の1人はahamo契約者だったのですが、データローミングをオンにするだけで日本と同じようにスマホが使えていました(15日制限には注意)。
でも、「海外の通信環境をどうしよう」と試行錯誤してきた身としては、まったく手間のかからない便利すぎるahamoには、なんか海外旅行のロマンを感じないのです。

Apple Services Performance Partnerとして1曲紹介。
eSIM
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